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2020年10月11日 小寄公園で撮影
神戸市東灘区の小寄公園に保存されている神戸市電の1150形1155号。
神戸初の和製PCCカーとして1955年に登場。
8両が製造されたものの使い勝手が悪かったため、増備は1100形に移行。
同形も1964年から直接制御・吊り掛け駆動に改造されています。
1971年の神戸市電全廃に伴い同車以外広島電鉄へ移籍。
同車のみ神戸に残り、以後この地に保存されています。

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同車の案内板。
結構しっかりとした造りです。

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前面下部アップで。
前照灯横の矢印は光るのでしょうか?
2017年の台風被災以来同車にはブルーシートが掛かっていたそうですが、昨年修復が完了し、御覧のように綺麗な姿を市民に見せています。

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神戸市電と言えばこの機構!
手前のストライカー(排障器)に障害物が当たると奥のフェンダー(救助網)が下りてきて車輪に巻き込まれるのを防止する仕組みになっています。
当時の方はよくこれを思いついたなと感心します。
安全に対して意識が高かったんですね~

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よく神戸市バスを使用していたので、このマークはとても見慣れています。
生きた神戸市電を見ることは出来ませんでしたが、保存車両に神戸市のシンボルマークがあったのは感慨深かったです。

いまも残る緑の車両。
神戸に路面電車が走っていたことを後世に伝え続けてもらいたいものです。


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