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2020年7月4日 鞍ケ池公園で撮影
名古屋に住んでたこの頃。
雨天で暇だったので出たばかりの新型ハリアー等を見にトヨタ記念館へ。
そのあと、鞍ケ池公園まで足を運びました。
公園内の入場無料の動物園横にその車両は佇んでいました。

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名古屋鉄道のモ805とク2313の2両です。
モ800は1935年(昭和10年)、ク2300は1938年(昭和13年)に登場。
モ805は名鉄の前身、名岐鉄道の車両として導入され、名古屋本線の特急を中心として活躍していたそうです。
豊田市と関係ない車両では?思うところですが、豊田新線が開通するまでの3か月間、この2両で試運転をしていたとのこと。
豊田市にゆかりのある車両ということでこの地へ保存されたんだそうです。

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車両横に置かれた車輪。
同形のものでしょうか?
近年の車両では見られないスポーク車輪ですね。
軽量で良さそうですが、果たして強度的にはどうだったのでしょうか??

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反対側。
屋根なしの屋外での展示となっていますが、案外良好な保存状態なのでは?
同列車は有難いことに車内の見学が可能だったので早速入ってみました。

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車内。
ああ~、いいですねぇ笑
板張りの床、程よいクッション性のある座席、真っ白な天井。
THE・この時代の車両という室内。
現役当時に近い状態で保存されているということで、運転台うしろの「禁煙」の電光掲示が良い味を出しています。

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運転台。
現代のディスプレイで管理された運転台と異なり、これぞ機械のコントローラーという感じの運転台。
それにしてもシンプルすぎやしないですかねぇ。
この時代の車両は衝突安全性とかも今ほど配慮されておらず、運転台も狭いため運転するのも大変だったのではないかとおもいます。

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車内ではドア開閉の機構が見えるように壁の一部がガラス張りになっていました。
こういうの見れるのは面白いですね。

豊田市のちょい東側にある鞍ケ池公園の同車。
公園を訪れた際には同車もですが、隣の無料動物園の説明文が面白かったので、そちらも是非訪れていただければ幸いです。


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