鹿児島人の鉄道写真館 in 愛知

西日本寄りの鉄道写真を気まぐれで更新してます。

カテゴリ: 保存車両

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2011年11月5日 阿下喜で撮影
12年前、北勢線沿線を訪れたときに終点阿下喜に立ち寄りました。
この頃はまだガラケー時代で全然下調べ出来ておらず、保存車両を見つけたときには本当に驚きました。

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近畿日本鉄道のモニ226。
1931年、北勢線を当時運行していた北勢鉄道が1931年に導入した同車。
その後内部・八王子線に移動し、四日市市内で保存されたのちに生まれ故郷の北勢線に帰ってきました。

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現行車両と比較。
奥の車両でも十分古いですが、手前もリベットを使用していたりと構造が古いのがよく分かります。
奥の左側の車両、絶対元先頭車だろ。

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この時は動いてなかったのですが、どうやらミニ電車を運行しているようで、モニ226や転車台周りに線路が引かれています。

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この転車台、元々使用されていたものなんだとか。
電車サイズは乗れないので貨車用のものでしょうか?

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おまけ。
手作り感MAXの看板。
まだ現役なのでしょうか?



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2022年7月16日 地下鉄博物館で撮影
地下鉄丸ノ内線の某所の地形を表した断面図。
路線上の中央・総武緩行線の車両は101、103系など古すぎない?笑

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さらに別の場所の断面図。
むかしの国電来たよー・・・

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恐らく当時の地下鉄切削マシーンの一部では?
これでも単線分の断面しか無いと思おうと、改めて地下鉄敷設がどれだけ大変なのか分かります。

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地下鉄切削全景。
一つの工場みたいな風景がトンネル内に展開されていることに驚きです。

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こちらは地下鉄の保線車両でしょうか?

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トンネル断面のモックアップ。
車両のスケール感、地下鉄の信号機の形状など見ることが出来る貴重な展示なのでは?
これが地下何十キロも敷設されているって何気に凄いですね・・・

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地下鉄に関する設備だけではなく、それに付随する設備やサービスも含め全て掲載されていました。
鉄道の運行って、こんなに多くの方の尽力があったんですね。。

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工具等の展示や点検時のパネル。
車両が古すぎますw

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銀座線の100形のうち、129号は車体をカットされた上で同施設に保存されています。
さらに同車に設置されているマスコン、ブレーキを動かすと同車の前に展示してある1800形の台車が動くという機能を備えています。
子供達に並んでしっかり操作してきました!笑

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車内。当時はオープンな運転台だったんですね。

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台車アップ。
吊り掛けサウンドが流れてきて興奮しましたw

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運転シュミレーター。
これ、実車ですよね?

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こちらは銀座線01形の運転台展示。
こちらもそこそこ並んでいたと記憶しています。

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さらに副都心線関係の特設展示など見所満載w

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改めてメイン2両の並び。
これを見れただけで十分な収穫です笑

このあと用事があったので、そのまま東京方面へ移動。
目的地名古屋に向かいました。
子供のお客さんメインだけど、この施設もなかなかディープだぞ!笑


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2022年7月16日 東京都江戸川区で撮影
前回は丸ノ内線の301号車をメインで掲載しましたが、今回は銀座線の1001号をメインに掲載。
1927年、日本初の地下鉄である上野-浅草線の車両として登場した1001号。
1000形としては写真の1001号を含んだ編成でラストランを行い1968年に引退。
同車は1970年から保存開始しています。
1986年から現在地での展示開始、2017年からは重要文化財に指定されています。

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ヘッドライトアップで1枚。
前照灯に保護がされており、当時は前照灯を破損させる何か(?)があったのでしょうか?

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車両周辺には当時のポスター?を復元したであろう展示物がありました。
当時から多頻度運転をしていたそうで、公共交通機関としてはシェアが高かったのではないでしょうか。

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当時の改札。
今みたいに機械化されていません。
機構は分かりませんが、当時この改札でまかなえてたことに驚いています。

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車体側面。
車番上のロゴマークは当時所属していた会社のマークでしょうか?

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国指定重要文化財のモニュメント。
鉄道車両でこの認定をされた車両って何気に珍しいのでは?

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窓越しに車内撮影。
運行開始は1920年代。
当時は着物がメインの頃だったのでしょうか。

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信号機アップで1枚。
狭いスペースに設置されたであろう信号機。
信号設備以外は見事に省かれています。

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1001号は両運転台となっており、車両反対側では尾灯が点っています。
こっちの方が風情ある?

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行き先表示回り。
右側の照明は何でしょうか?

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上野駅を復元したであろう1001号のホーム。
当時もこんなポスターが設置されていたのでしょうか?

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1001号は日本初の地下鉄としてだけでなく、自動列車停止装置を採用した車両としても評価されています。
この時代に機械式と言えど、自動停車を目指した車両が存在したことに驚きです。

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集電シュー。
シューの上は木ですかw

個性の強い1001号。
それに負けないくらい?個性的な展示物があるので、それらを次回以降掲載していこうと思っています。


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2022年7月16日 東京都江戸川区で撮影
3連休、出張先の青森も雨天ですることが無かったのでふらっと名古屋入り。
諸事情により羽田経由となった為、道中地下鉄博物館へ訪問しました。

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入り口で切符を買うと自動改札機の姿が。
無駄に現実的w

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その先には昔の券売機と有人改札を設置しているなど、時代の変化を感じることが出来ます。

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丸ノ内線の301号車と銀座線の1001号車の並び。
初めて買った鉄道ファンに両車が並んだ写真が掲載されており、「いつかは見てみたい」と思っていましたがようやく夢が叶いました!笑
日本の地下鉄の歴史を刻んだ両車。
黄色と赤色の個性的な外観です。

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ヘッドライトをアップで。
当時もこの電球を使用していたのでしょうか?

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301号車アップで。
同車は1953年に製造。のちに改良に伴い400形、500形と進化。
301号車は廃車後整備され、2003年からこの場所で展示されています。

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301号車の車内。
外観だけではなく、車内も赤色を基調としています。

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運転台回りはピンク色。
乗務員の区画も含め、赤系統で統一してるんですね。

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最近の人は知らないかもしれない、営団マークの書かれた空調設備(換気扇?)
(田舎民の私は)東京メトロは割と最近改名された組織かと思っていましたが、営団地下鉄の民営化は2004年。
つまり東京メトロになってから既に18年が経っているようです。
まじか・・・

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第三軌条を採用している為、パンタグラフの代わりに集電シューが設置されています。
車体に合わせて赤色なんですね。

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300形製造時は輸送量も少なかったため両運転台が採用されています。
こちら側の運転台は尾灯を点灯していました。

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かつてのシンボルマークを掲示した展示物。
営団地下鉄の前はまた違ったマークだったんですね。
地方民でも興味深い展示内容でした。


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2022年7月8日 名寄市で撮影
前回に引き続きキマロキ編成。
今回はヘッドマークも設置された最後尾から更新。

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最後尾に連結されているヨ4456号。
編成の中では最も新しい車両ですが、1954年製造ということでキマロキ編成保存車の古さが垣間見られます。
車内を見ることは出来ないですが、ダルマストーブなどが設置されているのでは?

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その前に連結されたD51 358号は1940年に製造。
昨日掲載した9600形と比較すると1.5倍の牽引力を誇っています。
時代が進むとそんなに牽引力も変わるんですね。

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豪雪地帯仕様ということで?炭水車の積雪防止と思われる設備が設置されています。

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1939年製造のキ604号。
自走は出来ないものの、ロータリー式除雪設備駆動用の蒸気機関、炭水車を装備するなど蒸気機関車とほぼ同等の設備を持つ車両となっています。
分類上は「貨車」の一種になっていますが、動力を有しており、個人的には「貨車」ではないだろと思ってます。

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マックレー車のキ911号にて走行先の雪をかき集め、同車にて集めた雪を遠方へ吹っ飛ばす方式を取っていますが、一応同車にも雪かき機構が装備されています。

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そして同車の注目ポイントのロータリー部。
大きなブレードが進行方向に向けて展開されており、非常に迫力があります。
立ち入り禁止とはなっていない為、ブレードの目の前に侵入。
・・・連結器ってこれだけ?
そう、写真の右側に写っていますが、赤い横棒に接続された黒い奴。
これがマックレー車とロータリー車を繋ぐ連結器となっています。
強度的に大丈夫なのか?
実際の除雪運用中はマックレー側の編成(キとマ)とロータリー側の編成(ロとキ)は分割して運用されたようなので、連結部の強度も加味してそのように運用されたのではないかと思っています。

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キ604号の車内。
石炭投入側に入りましたが、運転に関する設備が無いため、非常にシンプルな構造となっています。
蒸気機関車の運転台回りとは構造が大きく異なります。

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蒸気機関車ではボイラーが屋外に露出していますが、同車はボイラー回りも構造物に覆われておりこのような光景が広がっています。

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そしてロータリーヘッド直前の操縦室?
歯車など機械的な機構が広がっています。
コンピューターなどの無い時代の車両なのでこれが普通なのでしょう。


昔から興味があったキマロキ編成。
実際にこの目で見て、機構や雪への対策などを見ることが出来て大満足でした。
非常に良い状態で保存されており、今後もこの状態で保存されたら嬉しいなと思った次第です。
このような良い状態で保存されている方々には感謝です。


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2022年7月8日 名寄市で撮影
初めてマイカーで北海道に上陸し、道北観光をしていたこの時。
道中、名寄に保存されているキマロキ編成を見てきました。
キマロキ編成、遠くから見ても存在感が凄い・・・

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一部の方は?ご存じだと思いますが、キマロキ編成は
「キ」機関車+「マ」マックレー車(雪かき集め)+「ロ」ロータリー車(集めた雪飛ばし)+「キ」機関車 の構成となっています。
国鉄時代に豪雪と立ち向かった、鉄道オタクのロマンとも言える編成だと思います。笑

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各地に存在したキマロキ編成もディーゼル機関車等に置き換えられ、編成として現存するのは名寄の1編成のみとなっています。
屋外展示ですが、塗装も綺麗でライト点灯・ヘッドマーク設置など素晴らしい状態で保存されています。
突っ込みどころ満載の編成の為、2回に渡り、1両ずつご紹介させて頂きます。

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先頭の59601。
全国各地に居た9600形ですが、やたら北海道に保存車が多い印象があります。
1921年製・・・古い!

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雪対策ということで、入り口付近に布のカバーが設置されています!
それだけ運用中の雪の浸食が凄かったと言うことでしょうか・・・

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2両目。マックレー車のキ911号は1938年製造。
雪をかき集めるのに特化した仕様になっています。

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乗務員室?には周囲を照らす照明が設置されています。
側面の突起はのぞき窓?

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かき寄せ機構アップで。
リベット剥き出し、骨組みが見えててTHE道具!って感じが良いですね。
右上の骨組みは何でしょうか。
車体とかき寄せ機構を固定するダンパー(右下)が設置されていたりと、なかなか考え抜かれた機構みたいです。


つづく...


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2022年7月31日 大館で撮影
秋田縦断1泊2日旅行をしていたこの日。
昼食後、近くの「秋田犬の里」という観光地へ向かったところ、敷地内にどこかの有名な電車が佇んでいました。
皆さんご存じ5000系です。下調べなしで遭遇しちゃったのでパニック!
なんとこの車両、もともと渋谷駅前で観光案内所として保存されていた車両。
駅前再開発に伴い、秋田北部の大館にやってきたようです。

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なんで秋田に青ガエル?と思いましたが、有名な忠犬ハチ公、実は秋田犬で、ここ大館からやってきたんだそうです。
そういうこともあり、ここ秋田犬の里への移設が決まったようです。

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昨年から秋田での公開がスタート。
化粧直しも実施し、綺麗な姿となっています。
車内も公開されており、入り口にはのれんが掛かってます。

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車内。
一部座席を残しつつ、秋田犬関連の展示パネルが設置されています。

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運転台。
シンプル過ぎない?
登場した1950年代は首都圏の電車でもこの設備で走れたんですね。

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時代を感じさせるヘッドライトまわり。
愛嬌のある前面デザイン。
故に一般の方からも愛される車両になったのではないかと思います。

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おまけ。
秋田犬の里の西側入り口。秋田犬かわいいですのう。

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生後2ヶ月の秋田犬の子供がいました!
おっとりしててかわいい!!!!

ハチ公つながりで秋田にやってきた青ガエル。
この地で末永く保存して頂きたいものです。


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2016年6月12日/2022年6月25日 青森で撮影
本日は八甲田丸の車両甲板内を紹介。
八甲田丸同様に函館に保存展示してある摩周丸。
そちらの船内では鉄道車両の展示はしていないみたいですが、青森側の八甲田丸では鉄道車両を展示。
当時走った車両たちを見ることが出来ます。
写真はヨ6000車掌車。
八甲田丸のエンブレムが装着されています。

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車両甲板の奥には連結器が設置。
航海中、前後左右に傾く甲板。
貨車の端部をこの連結器に接続し、貨車編成の姿勢を保っていたと思われます。
このような装備が必要なくらい荒れた海なのでしょう。

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車両甲板に展示してある函館所属のスユニ50。
50系客車と言えば私は九州筑豊を走った真っ赤な車体をイメージしますが、スユニ50は一部で廃車から部品が流用されており、さらに青色を纏っているなど印象が異なります。
ライトの当て方がいいですね~笑

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キハ82。
特急型のエンブレム&ヘッドマークが無いなど少々残念な気がしますが、車両が保存されているだけでも喜ぶべきですね。
青森側のはつかりではキハ81が使用されていたようですが、函館側の北斗ではキハ82が使用されており、青函連絡では馴染み深い車両なのではないでしょうか。

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ヘッドライトと非常時灯(名称合ってます?)
当時の特急型気動車には非常時用のライトが設置されており、非常時には内側の赤色のライトが交互に点滅していたそうです。(Youtubeに動画ありました)

屋内展示で保存状態の良い八甲田丸の車両たち。
しかし、良い具合に汚れており、当時の姿そのままの状態で保存されているのではないかと思われます。

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DD16とキハ82系後部。
当時の青函連絡船の車両入れ替えの風景を調べるとDE10の写真ばかりヒットするのですが、DD16も使用されたのでしょうか??

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振り返ると車両甲板出口が見えます。
波を防ぐ扉が大型のものとなっています。
写真真ん中にそれらしきものが写ってますが、当時は簡易的な車止めが扉の前に設置されていたのではないかと思われます。

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車両甲板全景。
甲板入り口は3線構造ですが、船内で中央の線路は分岐しており、船内は4線構造となっています。
そこそこ奥行きがあるように思いますが、現代の貨車(輸送量)では対応不可かと思われます。

北海道新幹線の速度向上の代償に貨物の船舶化が議論に上がっていますが、一艘で貨物1,1.5本を代替するので精一杯なのでは?と思ってしまいました。

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今回の訪問のキモであるヒ600。
同車は青函連絡船へ貨車を入れ替えする機関車が桟橋上に乗ることが無いよう、貨車←→機関車間のアダプターとして活躍した車両。
青函連絡船専用車両と言っても過言では無い車両です。
八甲田丸では4両が保存されています。

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DD16に連結されたヒ600。盛岡所属だったんですね。
17ミリのレンズ(本体APS)でも収まらなかったのでスマホで撮影。
最近のスマホは一眼レフとも遜色ないですね~。

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上から撮影(こちらは一眼レフ)。
貨車上は木造でしょうか?

八甲田丸の車両甲板。
展示車両の経歴を思い浮かべつつ、甲板に張り巡らされた配管や構造など見所満載でした。

八甲田丸。青函連絡船だけでなく青森の歴史も知ることが出来るので、青森訪問時は是非とも訪問して頂きたいものです。


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2016年6月12日/2022年6月25日 青森で撮影
前回に引き続き、今日は青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の内部を掲載。
船内部は当時の姿をそのまま残している場所もあれば、青函連絡航路の展示室、青森の歴史を知ることの出来るエリアがあるなど、展示内容が多岐に渡っています。
(コロナ以前の2016年撮影の写真も混ぜてるので、現在とは少々異なるものもあります)

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かつてお台場の船の科学館に展示されていた青函連絡船の生き残り羊蹄丸。
同船の解体が決定した際に船内に展示されていた「青函ワールド」(写真の模型群ほか)を八甲田丸に移設しています。
その移設の模様がビデオ上映されていましたが、当時実際に使用されていた材木を使用して作られているんだとか。
当時(戦後?)の写真もありますが、これらの模型、なかなか忠実に再現されています。

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当時の駅の風景を再現したエリア(本物?)
今と違い木を加工して製作しており、手作り感すごいです。

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当時の時刻表。上野の文字が沢山並んでいるなか、接続線名に八戸線の記載があるなどご当地感が溢れています。

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続いて青函連絡船の歴史・展示エリア。
当時の道具や再現模型など展示しています。

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甲板が木製だったら煙突の数が多かったりと歴史を感じます。
様々な形の鉄道運搬船が存在したようです。

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歴代の青函連絡船の写真も展示してありました(写真はその一部)。
青函連絡船、こんなに居たのか・・・

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当時の案内板や書物も展示。
フォントが昭和っぽくてええのう。

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当時の船長さん達の写真も展示。
前回この写真が印象的だったので、今回この写真を見て「また来たぞ!」って実感沸きました笑

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当時のグリーン車も一部保存。
(現在はコロナ対策で一部バリケードが張られています)

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さすがグリーン車。ここまでリクライニング出来るんですね。
足下には荷物用の棚が設置されています。
船のグリーン車ということで造りにだいぶ余裕があります。

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船長室。1日のうちどれくらいこの部屋に居たのでしょうか?

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操縦室にも入ることが出来ます。
船の操縦知識皆無なので何の機器が置かれているのか全く分かりません!笑

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操縦室のすぐ後ろには通信室が設置されています。
船の通信って複数人で行っていたのでしょうか?

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車両甲板下にある機関室。
油臭さではないですが、客室などとは違う匂いがしており、生きてた船であることが感じられます。

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機関室の横には監視盤が設置されています。
計器はすべてアナログ。
デジタルに慣れた現代人ではコントロール厳しいのでは?

鉄道遺産の中では最も規模の大きい八甲田丸。
見所いっぱいです!

次回車両編。


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2016年6月12日/2022年6月25日 青森で撮影
先月久しぶりに青函連絡船、八甲田丸を見に行ってきました。
前回訪れたのは2016年。まさか青森勤務になって気軽に訪れることが出来るとは。笑
どうやら前回訪問時に写真を掲載していなかったので、前回訪問時・今回訪問の際の写真を一部混ぜて掲載させて頂きます。

青森駅近くに係留されている八甲田丸。
函館に摩周丸が保存されていますが、あちらはJRらしい青いカラーリング。
こちらは黄色と存在感強めですが、どこか昔の国鉄バスを思い浮かべます。

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煙突付近。
津軽海峡線開通により役目を終えた青函連絡船ですが、1988年まで運航しており、少しの間ですがJRとしても運航されています。
その間煙突はJRのマークになっていたので、保存後に国鉄マークに復元されたのではないかと思います。

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青森桟橋 可動橋跡側から八甲田丸を撮影。
かつてはこの桟橋から船内に貨車が積み込まれていました。
恐らく現役当時のまま残っており、老朽化が激しいのが気になるところ。

3時間50分で青森函館間を結んだ青函連絡船。
一日30往復運航されていたこともあるそうで、この桟橋も結構な頻度で使用していたのではないでしょうか。

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車両搬入口。
桟橋との接続状況を見るため?の監視部屋は同船独特の装備ではないでしょうか。
車ならともかく鉄道車両を桟橋から搬出入する際は相当神経を使ったのでは?

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桟橋アップで1枚。
船体と接続するフックでもあるのかと思ったら綺麗な絶壁。
・・・え、桟橋と船体はただぴったりくっついてるだけだったの??
勿論波の影響とかあるとは言えど、恐らくロープ固定の船と車両の入れ替えをしていたとは・・・なかなかスリリングですね。

2度目の訪問ですが、前回とは違った発見も出来てとても楽しめました!


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